おはようございます。

フードコーディネーター&ライターの音仲紗良です。

 

人形町に昭和8年創業の《芳味亭本店》が、

甘酒横丁に移転し

2018年12月17日にリニューアルオープン。

内覧会にお招きいただき

その世界観をひと足お先に味わってきました。

 

和モダンな内装のなか、

「ビーフスチュー(シチュー)」

「江戸前ブイヤベース」

「エビクリームコロッケ・カニクリームコロッケ」を試食。

ナイフを刺すと、ホロホロとほどける柔らかな牛肉、深いコクのドミグラスは、

赤ワインが欲しくなる。

 

エビ・カニクリームコロッケに
さりげなく添えられたアメリケーヌソースもエビの殻の芳ばしさと甘み、コクを感じられる丁寧な職人の仕事ぶりを感じる。

手の込んだ「江戸前洋食」は、

かつて日本のご馳走の象徴だった。

 

家族団欒の象徴のようでもあり、

子供のころはご褒美だった味。

 

大人になったいまでも、

すこし贅沢な気持ちになるから不思議。

心があたたまる。

季節柄か「チキンライス」の歌をふと思い出して

聞いてみたら胸に沁みた。

洋食がファミレス化している昨今、

江戸前洋食の地位がご馳走として「芳味亭」を通して

ふたたび浸透していくといいな。