こんにちは。
管理栄養士・フードコーディネーターの楠本睦実です。
「管理栄養士」「ワーキングママ」ならではの視点から
簡単・時短で作れる、栄養を考慮したレシピを提案しています。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
題して、
「ぱぱっと15分煮込むだけ。
ワーママ管理栄養士の旬菜ごはん。」
第12回目のレシピは、
「うま味たっぷり!鶏のサムゲタン風」です。
年があけて早くも1週間。
お正月明けの疲れた胃腸を労るおかゆ、
無病息災を願って七草粥を食べる日でもありますね。
七草粥を食べる日にちなんで、
鶏のうま味が存分に味わえる胃腸にも優しい1品、鶏のサムゲタン風をご紹介します。
■うま味たっぷり!鶏のサムゲタン風

Mutsumi Kusumoto
サムゲタンとは、韓国料理の1つで、
丸鶏に、もち米や朝鮮人参などの漢方食材をいれてじっくり煮込んだ
鶏のうま味が存分に味わえる1品です。
薬膳食材も豊富に使用するため、栄養価も高く、
本場韓国では、スタミナ食として食べられているそうですよ。
難しそうなイメージのサムゲタンですが、
鶏手羽元を使えば手軽に作れますよ。
丸鶏よりも火のとおりが早いので、煮込む時間をグッと短縮できます。
■材料約2人分(1人当たり:396kcal)
・もち麦 90g
・里芋 1個
・生姜 1/2かけ
A ねぎ(青い部分) 1本分
A 鶏手羽元 300g
A 水 3と1/2カップ
A 酒 1/4カップ
・塩 小さじ3/4(4.5g)
・クコの実 大さじ1
■作り方
【下準備】
鶏手羽元の骨に沿って切り込みをいれる。
生姜は千切りにする。里芋は皮をむいて1センチ幅の半月切りにする。
① Aを鍋にいれて中火にかける。
② 煮立ったら、アクをとり、もち麦、里芋、生姜を加える。
③もち麦が柔らかくなるまで、ふたをして弱中火で約15分程煮る。
④塩で味を整え、クコの実を加えて器に盛る。

Mutsumi Kusumoto
骨付きの鶏肉を使うことで、鶏のうま味たっぷり。
手羽元に切りこみをいれることで、身離れもよく、食べやすくなります。
もち麦は、もち性の大麦。(うるち性の大麦は押し麦です。)
もちもち・プチプチとした食感が特徴的で、
水溶性食物繊維が多いのが特徴ですが、不溶性食物繊維も含まれているので、
便秘解消効果も期待できます。
寒い日にもぴったり!胃腸に優しくからだに染み渡る1品で、
まだまだ寒い日を乗り切っていきましょう。
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