こんにちは。
管理栄養士・フードコーディネーターの楠本睦実です。
「管理栄養士」「ワーキングママ」ならではの視点から
簡単・時短で作れる、栄養を考慮したレシピを提案しています。
題して、
「ぱぱっと1品。
ワーママ管理栄養士の旬菜ごはん。」
第33回目のレシピは、
「炊くだけ!甘酒カオマンガイ」です。
お子様がいるご家庭は、子どもも夏休みに入り、
1日3食の準備は大変……と、頭を悩ませるママも多いのではないでしょうか。
さらに、ちょっとキッチンに立って火を使うと汗だくになる季節……。
そこで今回は、炊飯器で炊くだけのカオマンガイを紹介します。
炭水化物とたんぱく質をしっかり摂れ、栄養バランスのよいメニューなので、忙しい日にもぴったりなレシピです。

Mutsumi Kusumoto
■炊くだけ!甘酒カオマンガイ
鶏胸肉は、イミダペプチドと呼ばれる抗疲労成分を含み、
良質たんぱく質を豊富に含む食材です。
鶏もも肉よりも、安価なので家計のお助け食材ではありますが、
パサつきがちなのが悩みどころ。
そこで、鶏胸肉を甘酒に漬け込むことで、しっとり仕上げました。
また、甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養豊富な飲み物。
腸内環境を整える食物繊維や腸内細菌のエサにもなるオリゴ糖を多く含みます。
夏バテ予防としても古くから親しまれてきた甘酒を使ったレシピは、
猛暑シーズンにぴったりです。
■材料約4人分(1人当たり: 516 kcal)
・米・・・2合
・鶏胸肉・・・2枚(約500g)
・甘酒・・・100g
・昆布・・・10センチ角1枚
A 生姜みじん切り・・・小さじ2
A 水・・・300cc
A 酒・・・大さじ1
A 塩・・・小さじ1/2
B オイスターソース・・・大さじ1
B 砂糖、酢、醤油・・・各小さじ1
B にんにくすりおろし・・・1かけ
・パクチー・・・適宜
■下準備
・米はといで30分浸水させた後、ざるにあげておく。
・鶏胸肉は、フォークで満遍なく穴をあけ、甘酒をもみ込み、
約半日ほど冷蔵庫におく。
■作り方
① 炊飯器に、米、水、昆布、A をいれてひと混ぜする。
② ①に鶏胸肉、昆布をいれて通常通り炊く。
③ ②を器に盛り、あわせたB、パクチーとともにいただく。

Mutsumi Kusumoto
甘酒効果でごはんもふっくら。鶏胸肉はしっとり。
鶏もも肉で代用すると、お肉がほろほろになりますよ。
お好みの鶏肉でぜひ作ってみてくださいね。
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