こんにちは。
管理栄養士・フードコーディネーターの楠本睦実です。
「管理栄養士」「ワーキングママ」ならではの視点から
簡単・時短で作れる、栄養を考慮したレシピを提案しています。
題して、
「ぱぱっと1品。
ワーママ管理栄養士の旬菜ごはん。」
第34回目のレシピは、
「豚バラときゅうりのチャンプルー」です。
ゴーヤチャンプルーは定番ですが、ゴーヤは好き嫌いが別れ、
食卓にだすのも、迷う方も多いのではないでしょうか。
今回はゴーヤの代わりにきゅうりを使い、チャンプルーに。
夏らしく、お酒もすすむ1品です。
■豚バラときゅうりのチャンプルー

Mutsumi Kusumoto
サラダなど生食での出番が多い、夏野菜の代表であるきゅうりは、カリウムを多く含み、
むくみ解消や高血圧予防にも一役買う食材です。
水分を多く含むので、暑い時期にも積極的に摂りたい野菜の1つです。
ビタミンB群の豊富な豚肉に、必須アミノ酸をバランスよく含む豆腐、卵をきゅうりと炒めて、
栄養価の高い1品に仕上げました。
■材料約2人分(1人当たり: 452 kcal)
・きゅうり・・・1本
・豚ばら肉・・・120g
・木綿豆腐・・・200g
・卵・・・2個
・胡麻油・・・大さじ1
A 塩・・・小さじ1/2
A こしょう・・少々
・おかか・・・2g
■下準備
・木綿豆腐は水を切る。
(キッチンペーパーに包み、電子レンジ〈500W1分半〉にかけると時短で水切りできます。)
・卵は溶いておく。
・きゅうりは、縦半分に切り、タネの部分をスプーン等でかき出し、7ミリ幅の薄切りにする。
塩(分量外)をふり、水分が出てきたら両手できゅうりをはさみ、水気をしぼる。
■作り方
① 豚ばら肉は4センチ幅に切る。木綿豆腐は、3×2センチの大きさに切る。
② フライパンに胡麻油を熱し、豚ばら肉、木綿豆腐、きゅうりを油がまわるまで中火で炒め、
Aをふり、全体をさっと炒める。
③ 卵をフライパンのふちから流し入れ、
半熟状態になったら木べらでさっと全体を混ぜ、火を止め、おかかをふる。

Mutsumi Kusumoto
うま味たっぷりのおかかは、お好みでたっぷりふるのがおすすめ。
不足しがちなたんぱく質も多く含んでいますよ。
生食が多いきゅうりも、実は炒めものにもぴったりな食材なのです。
炒めたときに、水分がでないようきゅうりのタネを取り除くのがポイント。
炒め過ぎにも注意してくださいね。
栄養価の高い1品を取り入れて、残暑を乗り切りましょう。
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