こんにちは。フードコーディネーターの音仲紗良です。
巷はコロナでざわついておりますが…
3/16、グルテンフリーバインミーサンドイッチ専門店
「バインミートーキョー 」を事業オーナーとしてオープンさせます^ ^
米粉100%のおいしいパンを開発。
「おいしくて、満腹。ヘルシーで、満足。東京Styleバインミー。」
ベトナム生まれのサンドイッチを、日本人の体と味覚に合わせて開発。
おいしさと体への思いやりを、これ一食で。
三大栄養素をとれる次世代ワンハンドフード。
栄養バランスのよい食事で、
免疫力と直結している腸内環境を整えて、病気に負けない体づくりを。
テイクアウト&ウーバーイーツ対応です!!
https://bit.ly/2VaTIA4
11:30~19:00(L.O.18:00)
渋谷区神宮前3-1-25
外苑前駅から徒歩6分、表参道駅から徒歩8分
よろしくお願いいたします^^
ここからは長文ですが、最後までお目通しいただけたら幸いです。
ざっくり目次つけときます笑
①グルテンフリーのバインミーにこだわるわけ
②ありがとう、ナッツトーキョー
①グルテンフリーのバインミーにこだわるわけ
「なんで、バインミー?」
「え、いまさら?」
といういろんなクエスチョンが聞こえてきそうですが、
着想は約10ヶ月まえからあり、
むしろやるなら今しかないなという感じでした。
いつも行動のきっかけは直感と閃きですが笑、
実際に市場調査をしてみると
例えばタピオカのブームが心拍数のような極端な揺れだとすると
バインミーは6年ほど前に出来た高田馬場店により大きく盛り上がり、
そこからやや下がったものの右肩上がりにマーケットが伸びているのが面白い。
インスタ上のハッシュタグ「#バインミー」は80,000近くに及ぶ。
テイクアウトフードのニーズも見てみると
おにぎりの次に弁当よりもサンドイッチが人気。
これは「ワンハンド(手軽に)」
「栄養バランスのよい食事」を求める時代の流れが反映されているなーとまた面白くなり、
都内にとどまらず地方のバインミーも食べ歩き、
1日6食バインミーを食べる日もありました。
そして気づいたのは、
ベトナムは米文化でありながら
日本にあるバインミー専門店で
米粉100%のグルテンフリーのお店がないということ。
これは原価が数倍も上がってくるのと、
安定しないのでかなり大変な挑戦だとあとで痛感しましたが(笑)
バインミーの作り方も調べていくうちに、
彩りの良さ、野菜・たんぱく質・主食をバランス良くとれそうなルックスで
体に良さそうなわりに
じつはラードや乳脂肪などがたっぷりで毎日食べるには体に負担があるということ。
事実、バインミーの食べ歩きで人知れず体調を壊した時期がありました(笑)
でも日本食は、どんなにお腹いっぱい食べても、
太ることはあっても体を壊すことはない。
バインミーは現地でもファストフードだから
「食事=健康」とは結びつかないのは当然ですが、
昨今の健康ブームと手軽さを求めるいまの日本人には、
そこがイコールで結ばれるべきではないのかなと。
さらに、パンが好きでも小麦が体に合わないという理由で食べられない人にとって、
食を愉しむ選択肢のひとつになれたらいいなと。
そんな想いが重なって、
食と健康が結びつくような、
ジャパニーズテイストに再構築したバインミーを開発。
乳脂肪を使わずに、米糀甘酒やナッツでコクや油分を補ったり
シーズニングの代わりに、丸大豆100%の豆たまりを使ったり。
当初はコンサル・メニュー開発・PRのみでしたが
物件が決まった時点でオーナーとして携わることに決めていました(笑)
②ありがとう、ナッツトーキョー
今回オーナーという立場でお店をすることを決めたのも、
20代で立ち上げたナッツ専門店「ナッツトーキョー」の存在が大きい。
ゼロからの立ち上げで「東京カレンダー」表紙など年間約60媒体のメディア露出と、
2年目で伊勢丹やヒカリエ、日本橋三越などへの出店、
六本木ミッドタウンでのサッポロ黒ラベルとのコラボポップアップ出店や
六本木ヒルズでのジョニーウォーカーのイベント出店などナッツブームに関われたものの、
結局オーナーではない以上、
トップと折り合わないこともあり離れる決断をし、
その後の2年は我が子が弱っていくのを見殺しにしているような辛さもありました。
結果、先月末に店を閉めると当時の部下たちから聞いた時には、
胸が引き裂かれるような想いでした。
本当に大切なものを貫き通す、守るためには雇用される側でも、外野でもだめなんだと学びました。
20代のうちに経験させていただいたことへの感謝は大きいです。
その上で、
トップとして、リスクを背負わないとここぞという時の決断も、
さらなる飛躍のための挑戦もできないと学びました。
コロナで飲食業界は大変な状況のなかのオープンは正直不安なのは事実。
でも自分の人生振り返ると、
これまで逆境が多く、
自分の能力より遥かに高い壁に向かう試練があっても逃げずに突破したきたから
なんくるないさー(なんとかなる)の気持ちで乗り越えようと思います。
優秀な社員やスタッフたちのためにも、
私が弱音吐いてられないなと。
人生は一度きり。
明日が必ずくる保証なんてないと常に思っているから
やりたいことはやり切って死にたい。
長くなりましたが、
バインミートーキョーをよろしくお願いいたします^^
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